今回の九州遠征最大の目玉といえば…
にちりんシーガイア24号 個室グリーン
宮崎空港線、日南線、日豊線、鹿児島線経由で宮崎空港から博多まで6時間6分。今きっぷで乗れる定期列車の昼行特急としては多分最長。これを個室で乗り通すのが個人的な夢だった。
3月のダイヤ改正で小倉止まりかなんかになって消滅するという話があるらしい。
※別記事の36ぷらす3(赤の路)は6時間32分だが木曜限定なので除外。
博多発の宮崎空港行きは5時間50分なので6時間越えはこれ以外ほぼ存在しないと思われる。
有名なので購入方法なんて書いても仕方ない気もするが一応。有明の個室取ろうとしてる人にも参考にしていただければ。
- ネット予約も空席照会もできない
- 1編成に1つしかない
- 株主優待は適用されない
- 個室(Dグ)を繋いでいるかは時刻表に記載されている
- 料金は利用人数×特急料金+2人分のグリーン料金
- 他所の個室は人数制限があったりするが、1人でも問題なく使える
- 他の座席と売り方が違うらしい
前置きが長くなったが…
スタートは宮崎空港駅。宮崎ブーゲンビリア空港は野球のキャンプでよく見る意外と大きな空港。宮崎空港線の本数もそこそこ確保されている。
なお宮崎空港~宮崎は乗車券だけで特急自由席を利用できる。佐世保~早岐同様グリーンを使う場合は普通列車用グリーン券を購入しましょう。
駅員さん曰くドアが開くのは発車10分前の17:09頃。この時間に乗れば10分多く満喫できるので当然早めに乗車する。
グリーンの入口。奥にはDXグリーンがある。
せっかく別に乗ったのでDグについては別記事で。
この左にあるドアこそが今回の目的、1号車8番ことグリーン個室。何度見てもテンションが上がる圧倒的存在感。若干多目的トイレにも見えなくはないが…
中はこんな感じ。余裕で寝転がれる圧倒的広さが魅力。
1人では購入できないレストランのテーブル席みたいなやつとは訳が違う。
もちろんソロユーザーなら優待効くしDXグリーンの方が安い。
しかしこれを独占した上で36ぷらす3のように長時間停車もなければ乗務員や目障りな乗客が視界に入ることもない快適すぎる空間。これで6820円は安すぎる。
写真を撮っているとすぐに検札が来たのでそれ以降は個室に籠る。
このご時世には最強の移動手段。
This is ソーシャルディスタンス。
やっぱ車内でイヤホンしなくても迷惑かからないのは大きいと思う。
ここまで来るともはや自宅と同じ。
ここから個人的には日本一快適な6時間6分の旅。どう過ごすかは人それぞれ。
宮崎を抜けると宗太郎越え→ReLife区間→イルカ島→大分→地獄→今冬の18きっぷの写真になったとこ→USAからあげ共和国→ゆめタウン行橋などわかる人にはわかる個性豊かな地域を抜け(笑)、地味に小倉のスイッチバックで椅子回さなくていいという嬉しい特典がありつつ…
定刻23:25に博多に到着。6時間強あったが体も動かせるし疲労とかそんなものは全くない。これぞまさにグリーン車。設備と快適性に課金するってのはこういうことだろう。
個人的には2回目だが月1くらいで乗りにいきたい大のお気に入り。長距離走るひたちとかにも欲しいところ。
次回は多分きらめきのDXグリーン。