こんにちは、みゃーです。
今回も7月末の三陸青森遠征からその3。
前回の記事はこちら。
今回は秋田からスタート。
北上で北上線に乗った時点での候補は秋田内陸縦貫鉄道か男鹿線の乗り潰しが候補であった。しかし横手に着いた時点でその2つではないある列車に乗れることが判明し、近々閉鎖されるらしい横手駅の窓口でその準備を行っていた。
その列車がこちらっ!
言わずと知れた観光列車リゾートしらかみ。
当初は全く考えていなかったもののこのルートなら秋田13:57発のリゾートしらかみ5号に乗れる事が判明したため指定券を押さえていたのである。
なお五能線は昨年乗りに行ったところ当日にリゾートしらかみを運休され普通列車で完乗した悪しき記憶がある。
ちなみに横手の窓口を使った理由は2号車だけ窓口でしか予約ができないため。
なお知ってはいたがめっちゃ空いてた。
ここで一応紹介だけ。
リゾートしらかみとは
- 種別 : 快速 (全車指定席)
- 運行区間 : 秋田〜五能線〜弘前〜青森
- 運転日 : ほぼ毎日
- 所要時間 : 5時間40分程度 (フル区間)
- 料金 : 運賃 + 座席指定料金 530円
- 備考 : 指定券を買えば青春18きっぷでも乗車できる
- 色々な編成がありそれぞれに特徴がある
特筆すべき点はやはりその所要時間だろう。
この5時間41分がいかに長いかと言うと…
- にちりんシーガイア24号(廃止)→6時間6分 / 宮崎空港→博多
- リゾートしらかみ
- 宗谷(上り)→5時間11分 / 稚内→札幌
- のぞみ→5時間00分 / 博多〜東京
- はやぶさ→4時間31分 / 東京→新函館北斗
ほぼ毎日走っている列車でこの長さを走るのがいかに凄いのか分かってもらえるのでは無いだろうか。
もちろん沿線には白神山地や千畳敷など多くの観光地が点在しており、本来の使い方は途中下車して後続に乗るという形なのだと思う。
だが個人的には乗り倒す方に興味があったので全区間チャレンジをやってみた。
13:50 乗車。
今回乗車するのは青池編成。
6時間弱の乗車ということで座席は窓口でしか取れないボックス席を予約。
一応4人がけではあるが他のボックス席も含めてこの号車には自分1人だった。
ここで車内を探索。
他の号車はこんな感じ。
海里と同様に長時間の乗車にも耐えられるよう広めのシートピッチになっている。
前と後ろは展望が楽しめるフリースペースに。
デッキもキレイで快適に利用できる。
13:57 秋田を出発
乗換時間で購入したはなまるうどんの唐揚げ定食を食す。メニューに米をうどんに変更できると書いてあったので変更したらそんなものはないと言われて大揉めしたが結局向こうの知識不足だった。東の窓口じゃあるまいし客の正当な要求を知識不足で拒否するのだけは勘弁してほしい。
なおちょうどこの時間に東京オリンピックの侍ジャパン戦をやっており、車内Wi-Fiを存分に活用して終盤の攻防を見た。サヨナラ打は置いといて甲斐さん流石っす。やっぱソフトバンク勢は強いなぁ。
珍しく首位にいるオリックス的には後半の復調は大変怖いものがありまして…
14:51 東能代駅
余談はさておき列車は奥羽線を抜け1回目のスイッチバックを行う東能代に到着。
実はこの列車は3回スイッチバックをする珍しい列車。
停車時間で下車印とカードを回収。
列車はここから五能線に突入する。
15:03 能代駅
ここでは長時間停車はないがバスケで有名な能代工業のお膝元ということで構内にバスケゴールなどがある。
16:23 深浦駅
ここで20分停車。特に何かある駅ではないが観光列車なので改札の外もに出てもOKということで一応外も見ておく。
駅の外観はこんな感じ。
せっかくなので列車の撮影もしておく。
17:08 千畳敷駅
ここでは15分停車。
雲が多いのが何とも言えん…
そして列車は五所川原方面へ。
どうでもいいが乗車途中でこの座席が伸びることが判明。
ちょっと手こずったものの説明通りやると座席が前に出た。
4人がけ1人利用なので寝っ転がることもできる。そこそこな頻度で車掌が通るので推奨はしないが寝台のように使おうと思えば使えるのである。
18:41 川部駅
ここで2度目のスイッチバックを行い、列車は弘前へ向かう。
さらに弘前で3度目のスイッチバックを行い青森へ。
19:27 新青森駅
もう青森は目前なのだがここで5分停車。新青森〜青森は指定券無しで乗れるためそこそこ乗ってくる。
19:38 青森に到着
秋田から5時間41分の戦いがようやく終了。
長かったなとは思うが途中で何回か観光できることと、Wi-Fi完備で積みアニメをクールごと減らせたことは良かったと思う。
何よりこれが+530円で楽しめるのだから乗らないともったいないだろう。
朝グランクラスに乗ってるときは全く予想もしていなかったし乗りつぶしも進まなかったが結果的にいい形になったと思う。
次回、八戸へ。
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