こんにちは、みゃーです。
今回も引き続き東北遠征からお届けします。
前回は泉で時間潰しということでたまたま見つけた幻?のコンテナ弁当を買いました。
↑前回の記事はこちら
今回は泉からスタート。
10:10 泉駅
ヨークベニマルでコンテナ駅弁を購入しいよいよアイツに乗車します。
それがこいつだぁぁぁぁ!!!!
こいつですよ。こいつ。
地震の影響で爆誕した原ノ町行き特急ひたち
やはりこういうイレギュラーな行き先は好きですね。こういうのって事故とかないと出ないので不謹慎な話ではあるんですけどもね。
今回わざわざ宮城・福島花めぐり号を見送ってまで高萩行きグリーンを使ったのはコイツに乗るため。
ご存じの方も多いかと思いますが、一応ポイントだけ説明しておきます。
- 2022年3月の地震の影響で常磐線でも一部区間で徐行運転になった
- 東北新幹線が止まったため仙台への輸送でひたちの需要が増加
- 元々3往復あった仙台ひたちは原ノ町以北で徐行運転をするため原ノ町止まりの特急として運転
- 原ノ町から北は全車自由席の臨時快速として完全に別のダイヤで運転
- 快速区間は18きっぷなどでも乗れる
- 原ノ町までは特急ひたち3号なので特急料金が必要
- 特急区間までの特急券があればそのまま継続乗車可能
- グリーンは特急区間までのグリーン券を持っている人限定
- 一部いわき発着のひたち号もいわき以北は仙台発着の臨時快速となった
で、高萩から何故最寄りの磯原でもいわきでもなく泉を選んだかって話ですね。
普段から気にしてる方なら分かると思いますが磯原か泉かで特急料金がかなり変わるんですよね。
えっ?仙台までなら泉でも土浦でも同じだろって??
ところがそうじゃないんですよね。
というのも前述の通り普段のひたち3号と違い、特急列車として運転するのは原ノ町まで。なのでこの時に限っては特急料金は原ノ町基準で見ないといけなかったんです。
磯原〜原ノ町 115.3キロ 特1580円
泉〜原ノ町 91.9キロ 特1020円
24キロありますがここの間は普通列車でも20分。
先行の普通列車でいわきまでは先着できたので敢えて泉にしました。
まあもう原ノ町基準で特急料金調べることなんてないとは思いますが…
何はともあれこれで仙台までこの席を確保することができたのでいざ問題の区間を目指します。
10:12 泉を発車
ひたち3号に乗れば定刻12:30には仙台着きますしこの区間で新幹線に乗ることはまぁないですよね。
さて車内では自動アナウンスも原ノ町行きで車掌も臨時快速になる旨の放送を流していました。
この時は東北新幹線のバイパス的役割のはずですが結構空いてましたね。やはり福島〜仙台の臨時快速に流れたのでしょうか。
とりあえず前回購入したコンテナ弁当を食べます。
こいつのレビューは前回の記事を見てください。
総合的には美味しかったです。手元に残るし。
でもメインはここじゃないということで原ノ町まで飛ばします。
11:30 原ノ町駅付近
ひたち3号は定刻でまもなく原ノ町に到着。
というわけでこの時しか見れないやつを。
後にも先にも終点が原ノ町になることはまずないと思います。
アナウンスでもここで終点の旨を流した上でこの先の臨時快速についての説明が入りました。
11:33 "終点" 原ノ町に到着
列車は定刻で終点原ノ町に到着。
電光掲示板も終点になっていますがここからは臨時快速になります。
ここからは全車自由席なのでE653では滅多に見られない自由席表記がレアですね。
普段のひたち3号だと原ノ町の停車時間はわずかですがこの時は約10分停車。
となれば外に出たくなるのが性ってもんです。
駅名標と発車標は外せません。
この表示機は泉にもあったのですがとにかく見づらい。一応泉のやつも貼っときますね。
ひたち3号原ノ町行きです。
これが上の臨時快速仙台行きに化けます。
こういうのって写真と加工の技術があればうまく取れるのかな…
そして何より方向幕。
いただきましたっ!
臨時快速 自由席 仙台
いいですね。
にしてもこれ幕って呼んでいいんやろか。
そんなこんなでそろそろ発車時刻なので車内に戻ります。
11:44 原ノ町を発車
原ノ町という立地的にいくら18きっぷが使えてもここから乗ってくる人は少ないだろうとと思っていましたが、一般客も含めかなり乗ってきましたね。
電光掲示板はもう自由席表示のまま黒いだけでしたね。
ちなみに原ノ町からの停車駅はひたち3号と同様、相馬と仙台です。
所要時間は結構違いますけどね。
そして徐行運転区間に突入。
たしかにめちゃくちゃ遅かったですね。
これは特急料金取れないかもしれません。
まぁ実際ひたちって首都圏からの特急料金だけなら仙台でも原ノ町でも大差ないんですがね…
筆者が前々回の我孫子06:26に乗るために早起きしたためこの辺の記憶が曖昧ですが近くで音量全開でゲーム?してる方がいらっしゃいましたね。
やはり乗り得列車は設備は良くても乗ってくる人の質は落ちるってのは宿命です。
ひのとりプレミアムなんて設備はグランクラスなので最高ですが安すぎて家族連れだらけで子供が走り回ってましたし。
そしてこの区間って実は一部区間で遅いってこと以外あまり特筆すべき要素はないんですよね…
13:17 仙台に到着
とゆーわけで終点仙台です。
臨時快速ダイヤで言うところの定刻で到着しました。ひたち3号のダイヤだと12:29着なので50分程度遅いということになります。
仙台到着前に車掌さんがアナウンスで、
「本日は新幹線の3倍もの時間をかけて迂回にご協力頂きありがとうございました。4月14日からは東北新幹線は運転再開となりますが、次回はご旅行でもひたち号をご利用ください。乗務員一同浜通り地区でお待ちしております。」
的なことを言っていました。あくまで記憶なので正確ではないと思いますが要点はあってると思います。
こういうのってなんかいいですよね。
これが台本なのかはわかりませんが浜通りって出したところにはセンスを感じます。原ノ町運輸区の方ですよね多分。
というわけで今回はここまで。
車両はいつものやつなので普段と違うとこだけご紹介という感じでいかせて頂きました。
えーこの後筆者はは仙台で遊んでから阿武隈急行に乗ろうと思ってたんですが…
次回、絶望。
乞うご期待!
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