様似駅発行の料金補充券です。
様似は簡易委託駅ですが窓口では特急券を扱っています。廃線発表の数日前に訪問したときに入手しました。
廃線発表されたことで今後訪問される方も多いと思います。その際是非参考にして頂ければと思います。
なぜこれだけ別枠にしたかというと、他の簡易委託でもある話ですが様似駅では指定席券だけ特に購入しづらいからです。
購入するにあたって押さえるべきポイント
- 窓口営業時間内でも購入できる時間が限られている。
- 簡易委託ゆえに発売に条件がある。
- ホント面倒な作業らしく時間がかかる。
- 自由席特急券は制限なし？
ということくらいでしょうか。以下説明していきます。
1.窓口営業時間内でも購入できる時間が限られている。
他の委託駅では電話で指定券をとりますが、様似駅では電話を使えないようで指定席券を発券するのに時間や手間がかかります。このため他の利用客のためにも制限をもうけているようです。
見分け方としては窓口に"ただいまの時間は発売しません"って書いてあるかないか。書いてあったら購入できません。
あそこの場合問題はこの時間が割と多いこと。
で、その"ただいまの時間"がいつなのかですがバス発車の1時間前からだそうです。
代行バスの様似到着から折り返しするとなると、運転手さん休憩して大体1時間後発車とかなので結構難しいんですよね。
様似から襟裳岬や広尾経由で帯広を目指す人もいるため乗る予定のバスの1時間以上前でも断られたりもするようです。ここは先に乗るバスを伝えといた方が吉です。
自分の時は始発で様似08:01着の折り返し09:02発とかでした。8時に窓口が空くので理論上2分以内に行けばとなりますが、9時までは断るようにしているようです。
今回の場合１度は断られましたが09:02発に乗る旨を伝えたところ他に客もいなかったため発券していただけました。私も他のバスに乗ると勘違いされていたようです。
2.簡易委託ゆえに発売に条件がある。
様似で特急券を購入するには様似発着の乗車券類が必要です。私は周遊パスを提示しました。私のように普通乗車券ではなくフリー乗車券類を提示しても発券してもらえます。この場合指定席発行済の印鑑ももらえます。
3.ホントに面倒な作業らしく時間がかかる。
これに関しては購入する側はちゃんと理解しとく必要があります。
正直私も最初は1時間前から断るとかどうなのよって思ってました。ですが、行ってみると他の補充券と合わせて発券までリアルに30分程度かかりました。
その間他の業務は全くできていなかった所を見てもこの間に他の利用客が来たら大変なことになると思われます。
これから訪問者も増えるでしょうしあまり無理な依頼は避けるべきだと思います。
4.自由席特急券は制限なし？
これに関しては確認してませんが自由席券については断られなかったので多分大丈夫なのではないかと思われます。時間や混雑次第でしょうか。
これから訪問されるのであれば以上は最低限知っておいた方が良いと思います。
私の場合は指定券は１度断られ自由席券を頼んだのですが、周遊パスを提示した事と他に誰もいなかったこと、時間に余裕があったことから時間外でも後からご厚意で発券に応じて頂けました。
※これは訪問当時の情報であり、廃線発表で訪問者が増え、ルールが変わる若しくは既に変わっている可能性があります。この記事が確実に正しいという訳ではないことをご理解いただいた上でご訪問ください。
※あくまで簡易委託駅ですので窓口の方は当然の事、他のバス利用者や同業者の方への配慮を忘れないようお願いいたします。
